M&A
近時、経営者の高齢化と後継者不在を背景に、事業承継の観点から会社の売却を考えるオーナー社長が増加し、中小企業を対象とするM&Aの件数が急激に増えています。中小企業M&Aを取り扱う仲介業者やFA、マッチングサイトも増え、今後も中小企業M&Aの数は増加していくことが予想されます。
当事務所では、顧問先や継続的取引先からM&Aのご相談・ご依頼を受けるほか、M&A仲介会社やFAから中小企業M&Aのハンドリングに長けた弁護士・法律事務所としてご紹介を受けるなどして、毎年、多数の売手案件・買手案件に関与しております。
中小企業を対象会社とする買手案件の法務DDにおいては、フルスコープDDよりは、案件規模・予算・業種・リスク度合いに応じて、限られた予算内でメリハリをつけて実施するケースが増えています。株式譲渡契約書のドラフト・レビュー・交渉については、売手側・買手側いずれの立場からでも、豊富な経験と確かなノウハウを有しています。
より良いリーガルサービスを提供すべく、社会保険労務士、中小企業診断士、司法書士資格を有する事務所メンバー同士の意見交換や、外部の公認会計士、税理士の有資格者との定例の勉強会も活発に行われています。
中小企業を対象会社とする事業承継型M＆Aとは別に、上場会社を対象とするM&Aや上場会社からのカーブアウト型M&Aの助言・関与の機会も増えて来ており、その他、ベンチャーM&A、再生型M&A、医療法人M&Aの案件実績・ノウハウも着実に積み上がって来ております。
