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トピックス・法律情報

有期雇用労働者に賞与を支払わなくてもよいのでしょうか?

2021/04/06
(執筆者:弁護士 森村 奨) 【Q.】  最近、会社が有期雇用労働者に対して賞与を支払わなかったことが違法でないとする最高裁判決が出たと聞きました。当社でも、有期雇用労働者に対して賞与を支払わなくてもよいのでしょうか。 【A.】 1.はじめに  令和2年10月13日と15日に、労働契約法20条(平成30年法律71号による改正前のもの。以下同じ)に関する5件の最高裁判決が出されました。労働契約…

個人情報の第三者提供に係る規制

2021/02/25
(執筆者:弁護士 八木康友) 【Q.】  弊社では、個々の顧客に対して適切なサービスを提供するべく、顧客の氏名、連絡先、特徴等をまとめた情報を、コンピュータ上で一元的に管理しています。今後、関連会社との共同開発や業務委託等に際して、それらの情報を提供する必要が生じた場合に、具体的にどのような手続きを踏めばいいかわかりません。そこで、その具体的な方法及びその注意点について教えてください。 【A.】…

コロナ禍における賃料の減額・支払猶予について

2020/12/01
(執筆者:深津雅央) 【Q.】  コロナ禍の影響により、ビル等の賃料の支払いが困難となった場合に、賃料の減額や、支払猶予がなされるケースが生じていると聞きます。こうしたときの進め方や、留意点等について教えてください。 【A.】 1.はじめに  コロナ禍が各種事業者の事業活動に対し、いつごろまで、どれほどの影響を及ぼすのかについては、未だ見通しが困難な状況にあります。こうした中、特にビルテナント…

リモートワークで注目。知っておきたい電子契約

2020/09/24
(執筆者:弁護士 平山 照) 【Q.】  取引先との間で取引基本契約を締結するにあたって、取引先から電子契約による契約締結手続きを求められました。代表者印で押印した紙の契約書を作らなくても、法的に問題はないのでしょうか。 【A.】 1.はじめに  新型コロナウイルス感染症拡大の影響によりテレワークの導入が進む中、オフィスでの押印手続きを省略するために電子契約で契約締結を行うという場面が増えてい…

中小事業者も無関係ではない!公益通報者保護法とその改正案の概要

2020/07/03
(執筆者:弁護士 竹村知己) 【Q.】  最近、事業者の不正が労働者による内部通報を契機として明らかになり、世間の注目を集めています。内部通報にも適用がある「公益通報者保護法」とは、どのような法律でしょうか。また、同法が改正されると聞きましたが、中小規模の事業者にはどのような影響があるのでしょうか。 【A.】 1.はじめに  公益通報者保護法は、公益通報をした通報者の保護を図るなど、事業者の不…

改正に伴う民法の適用関係について

2020/07/02
(執筆者:弁護士 村田大樹) 【Q.】  本年4月1日から、民法が大幅に改正されたと聞きました。当社の取引基本契約書には、次のような自動更新条項が定められています。  第〇条(有効期間)   本契約の有効期間は、〇年〇月〇日から〇年〇月〇日までとする。ただし、期間満了の3カ月前までに当事者のいずれからも終了の意思表示がないときは、本契約と同一条件でさらに1年間継続するものとし、以後も同様とする。…

改正個人情報保護法Q&A(法案成立改訂版)

2020/06/08
令和2年( 2020 年) 3月 10 日に閣議決定され国会に提出された「_個人情報の保護に関する法律等の一部を改正する法律案_」 が同年6月5日に国会で成立いたしました(6月12日に公布(令和2年法律第44号))。 これに伴い、「改正個人情報保護法Q&A(法案成立改訂版)」を作成いたしましたのでご覧ください(※6月12日に公布されたことに伴い微修正いたしました。)。 Q&A改正個人情報保護法…

民事執行法の改正 〜第三者からの債務者財産情報の取得について〜

2020/03/24
(執筆者:弁護士 八木康友) 【Q,】  民事執行法が改正され、その中で債務者財産の開示制度が大きく変わると聞きました。そもそも、現行の制度がどのようなもので、それがどのように変わるのか、それが企業実務へどのような影響を与えるのかについて教えてください。 【A,】 1 はじめに  支払いを命じる勝訴判決が出たにもかかわらず、債務者が売掛金等を支払ってくれない場合、強制執行手続により債務者の財産…

Q&A改正個人情報保護法

2020/03/16
令和2年( 2020 年) 3月 10 日に閣議決定され国会に提出された「_個人情報の保護に関する法律等の一部を改正する法律案_」 が同年6月5日に国会で成立いたしました(同年6月12日に公布されました(令和2年法律第44号))。 これに伴い、「改正個人情報保護法Q&A(法案成立改訂版)」を作成いたしましたのでご覧ください(令和2年6月12日に公布されたことに伴い微修正いたしました。 …

Q&A 情報銀行

2020/02/20
本ニュースレターは、いわゆる「情報銀行」についてQ&A形式で解説するものです。 _ Q&A情報銀行 執筆者:渡邉雅之 * 本ニュースレターに関するご相談などがありましたら、下記にご連絡ください。 弁護士法人三宅法律事務所 弁護士渡邉雅之 TEL 03-5288-1021 FAX 03-5288-1025 Email_m-watanabe@miyake.gr.jp
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