若手・女性弁護士による経験談 (1)

竹村 知己(大阪事務所)

私が三宅法律事務所を選んだ理由

 司法試験終了後、私は、企業法務を中心に幅広い分野の案件を取り扱う大阪の6つの法律事務所のサマークラークに参加しました。三宅法律事務所も、私がサマークラークに参加し、お世話になった法律事務所の一つです。
 私が三宅法律事務所に入所することを決めた理由は、何と言っても、先生方の人柄です。
 入所してからの数年間は、弁護士としての能力を磨く上で極めて重要な期間であり、その間の経験で、その後の弁護士としてのキャリアが大きく変わると言っても過言ではありません。当然ながら、自分自身日々精進して研鑽を積まなければなりませんが、一緒に案件に携わるパートナー弁護士や先輩のアソシエイト弁護士から学ぶことも大きいと思います。そのため、私は、入所する法律事務所を決めるにあたって、その法律事務所に所属する弁護士の人柄を重視していました。
 三宅法律事務所の先生方は、仕事では、豊富な知識と経験を活かし、クライアントと二人三脚で最良の解決を目指すべく、真摯に案件に向き合い、また、若手弁護士だけでなく、司法修習生やサマークラーク生に対しても懇切丁寧に指導をしています。一方で、食事や飲みに行ったときは、時には羽目を外しながら家族のように和気藹々と過ごしており、事務所内の風通しのよさを感じました。どの弁護士も魅力に溢れ、尊敬することができる方ばかりで、「この先生方と一緒に仕事がしたい!」と強く思い、三宅法律事務所への入所を決めました。

日々の業務について

 入所後は、幅広い分野の案件に携わり、知識を身に付ける機会に恵まれました。実際、入所直後から多くの訴訟案件を担当するとともに、訴訟案件以外にも、企業の相談案件をはじめとして、M&A、契約書(英文を含む)の作成・レビュー、株主総会指導、倒産事件、第三者委員会としての調査等に取り組んだり、セミナー、論文・コラムの執筆等を担当しました。また、個人事件は基本的に自由に行うことができるため、私は一般民事事件や刑事事件、出身ロースクールでの指導等にも取り組んでおり、企業法務とはまた違った一面にも触れることができています。
 多様な分野の案件に携わることは、その反面、日々新しい問題に直面するため、大変なときもありますが、それぞれの法分野の魅力を知り、幅広い知識を身に付けながら徐々に専門性を磨くことができ、弁護士として成長する上で最適な環境であると感じています。

若手アソシエイトから見た三宅法律事務所(大阪事務所)

 三宅法律事務所では、個室を一切設けず、ベテランのパートナー弁護士から若手のアソシエイト弁護士まで、全員が同じ広さの机を並べ、執務を行っています。先に述べたように、事務所内は非常に風通しがよく、特に若手弁護士は仲がいいため、若手アソシエイトは気兼ねなく先輩弁護士に相談をすることができ、自分の担当する案件を処理する上で貴重なアドバイスをもらうことができます。また、これまで学んだ知識や経験は、後輩のアソシエイト弁護士を指導する際に積極的に還元することを心掛けています。
 各案件は複数の弁護士でチームを作って担当しますが、若手が主担当となって案件の処理に当たることが少なくないため、1年目から責任とやりがいを感じながら取り組むことができます。また、特定の弁護士とではなく、案件ごとに様々な弁護士とチームを組むため、各案件の処理を通じて、それぞれの弁護士のスタイルを学びながら、徐々に自分のスタイルを構築することができます。
 なお、三宅法律事務所は東京にも事務所を構えていますが、東京事務所の弁護士とは、各案件の処理を通じてやり取りをするほか、業務以外でも、毎年開催される事務所旅行や新年会、所内のゴルフコンペ等で顔を合わせており、密な交流があります。
 このように、三宅法律事務所の充実した環境の中で研鑽を積み、歴史ある事務所に微力ながら貢献できることにやりがいを感じながら、日々仕事に励んでいます。

(2017年5月掲載)

有竹 雄亮(東京事務所)

ある一日の過ごし方

7:30

東京駅

この日は、地方の裁判所での訴訟期日出頭のため、出張から始まりました。自宅から東京駅に直行し、新幹線に乗り込みます。車内では、期日対応をシミュレーションしたり、自分の勉強として持ち込んだ法律雑誌を読むなどして過ごしています。
10:00

裁判所

弁論期日では、当方の主張書面を陳述し書証を提出するとともに、今後の訴訟進行につき意見を述べるなどしました。当事務所は訴訟案件も数多く扱っており、若手弁護士が主担当として案件に取り組みます。
11:40

新幹線車内

依頼者からアポイントの変更依頼があった旨のメールを事務員さんから受け取りました。手元のスケジュール帳を取り出して事務所に電話し、一緒に打ち合わせに入るパートナー弁護士の予定を確認の上、打ち合わせ日程を調整しました。案件の主担当としてスケジュール調整を行うことも、若手弁護士の重要な仕事の一つです。
12:30

報告書作成

事務所に到着すると、先ほどの裁判の期日報告書を作成し、パートナー弁護士のチェックを受け、依頼者に報告します。依頼者への報告は、基本的に当日中に速やかに行うことを心がけています。
13:30

某会社

この日は、外出が続きます。とある会社を買収する案件で、法務デューデリジェンスの一環として、予め準備を依頼していた書類を現地で精査するなどしました。記載内容で不明な点などを発見すれば、積極的に質問を行います。弁護士1年目でも、法務デューデリジェンスの自分の担当箇所は、法令調査、書類精査、質問・ヒアリング、報告書ドラフトまですべて自分が主体的に携わることになります。
18:30

勉強会

当事務所では顧問先企業の法務担当者などとの間でいくつかの勉強会を設けており、この日は私が参加している勉強会が開かれました。この勉強会では、毎回一つのテーマにつき、企業側・弁護士側双方が、実務的観点から様々な意見交換・議論を行うなどしています。企業側の視点・考え方や実務、弁護士の望ましい関わり方などが学べる貴重な機会です。
20:30

懇親会

勉強会にご参加頂いた顧問先企業の方々との懇親会が開かれました。折に触れて懇親会などを開催し、依頼者と親睦を深めることは重要です。この日の懇親会でも、仕事の話題、日常生活の話題、その他様々な話題で大いに盛り上がり、有意義な時間を過ごすことができました。

2年を過ごしてみて

 入所してから早2年が経過しましたが、これまで、訴訟、企業の法律相談、契約書の作成・検討、株主総会指導、法律意見書の作成、M&A関連の業務などのいわゆる企業法務から、相続問題への関与や示談交渉などの業務にも携わることができ、実に幅広い事件を担当することができました。また、金融機関を中心に、メーカーを始め様々な分野の企業を依頼者として、仕事をすることができました。
 当事務所では、若手の弁護士が主担当として、案件に能動的かつ積極的に関与することができ、弁護士1年目から、「自分が主体となって仕事をしている」との実感と責任を持つことができます。もちろん、パートナー弁護士や先輩の指導やフォローを受け、時にはお酒も交えつつ温かいコミュニケ―ションをとりながら、仕事をしていくことになりますので、先輩弁護士の広い視野と深い思考力から多くのことを学ぶことができます。
 このように、内容の濃い充実した時間を楽しく過ごすことができており、当事務所は、弁護士の成長という点においてとても恵まれた環境にあるのではないかと考えております。

(2017年5月掲載)

稲垣 柚紀(東京事務所)

 三宅法律事務所東京事務所に入所して丸2年が経過し、3年目に入りました。
 弊所では、部門ごとに担当アソシエイトを分けていないこともあり、この2年間で、金融機関、メーカー、通信業等様々な業種の依頼者からいただいた、訴訟、ADR、商品設計、業法規制、労務、契約書・約款のドラフト・レビュー、意見書・メモランダムの作成等、様々な案件を担当させていただきました。日々目新しい案件に触れるため、調査等大変な面はありますが、幅広く経験・知識を積むことができると実感しています。
 また、弊所では、担当アソシエイトが案件の主担当として依頼者・相手方とのやり取りや方針検討・起案を行うことが多いので、早い段階から自然と責任感をもって主体的に業務に取り組む姿勢が身に付きます。自分ではなかなか最終的な判断が難しいときもありますが、そういうときは、パートナーの先生方が時間をかけて相談に乗ってくれ、自分の迷っている部分をクリアにしてくれたり、別の視点からの見方を提供してくれたり、適切なサポートを得られます。起案についても、パートナーの先生方が細かな表現にまで目を配って確認してくれるので、自分が書き洩らしていた部分はもちろんのこと、自分が記載した部分であってもより適切な表現の仕方まで知ることができ、起案のノウハウを得ることができます。実際に同期からも「三宅法律事務所にいると確実に鍛えられるね。」と言われています。まだまだ至らない部分が多いですが、パートナーと意見や方針が完全に一致したときは、「少しは自分も成長できたかな。」と嬉しく思います。
 弊所の雰囲気としては、期の上下に関係なく冗談を言い合うなど、和気藹々としています。ランチも誘い合って大勢で行くことが多いです。全弁護士がワンフロアの大部屋で仕事をしていることもあり、仕事からプライベートなことまで気軽に相談しやすい環境になっているのではないかと思います。
 3年目以降も、日々依頼者の皆様方からご依頼をいただけることへの感謝を忘れず、目の前の一件一件を丁寧・着実に処理していくことで、もう一回り成長した弁護士になりたいと思っています。

(2019年2月掲載)